平安神宮に夏越しの大祓に行ってきました。
夏越しの大祓は、6月30日に行われます。
わが家は毎年、平安神宮で、夏越しの大祓を行っています。
夏越しの大祓は、半年間の罪・ケガレを「人形(ひとがた)」に移し、
お焚き上げする、厄落とし行事です。
神道では、罪ケガレは物質とみなすため、人形で自分の体をこすり、息を3回吹きかけて
自分の罪ケガレを人形に背負わせ、自分の身代わりとなって、お焚き上げして頂き、
新しく、清らかになって生まれ変わります。
罪ケガレを背負ったまま(厄落としせず)ですと、
悪い物が寄ってきて、疫病になったりする…という事でした。
※6月30日の夏越しの大祓当日に来られない場合、郵送でも受け付けて
下さいます。
茅の輪くぐりをしました!
丁度、入り口の所に、茅の輪が掛かっています。
夏越しの大祓は、6月30日に行われますが、必ずしも休日とは限りません。
家族の仕事の都合などから、当日に来られない方でも、
数日前から、茅の輪は掛かっていますので、
茅の輪くぐりは可能です。
私は、毎年、電話して、いつ頃、茅の輪が掛かるか聞いています。
※2019年は、6月28日に参拝しました。
勿論、6月30日に来られる方は、それが最適です。
茅の輪のくぐり方
1、手水舎で、手と口を清めます。
2、一礼をして輪をふぐり、左に回って元の位置に戻ります。
3、右に回って元の位置に戻ります。
4、左に回って元の位置から神前へ進みます。
真正面が本殿です。
一礼して、輪をくぐります。
回り方は、覚えるコツがあります。
神社のものは、全て「左・右・左」なのです。
手水舎で、手を洗う時も、左手を洗い、右手を洗い、左手で口を漱いだ後
左手を洗いますよね?
あるいは、ご祈祷でお祓いして頂く時は大きく「左・右・左」と祓って下さいますし
自分でする場合の小麻も「左・右・左」と自祓いします。
全て、左・右・左なので、覚えておかれると、
これからは、手水舎でも、迷わず手を清められますよ!
平安神宮へのアクセス
電車・バスでお越しの場合、最寄りのバス停と駅
■ JR「京都駅」より、平安神宮
市バス5系統、洛バス100号・110号系統
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車 北へ徒歩5分
京都駅より約30分
■阪急「河原町駅」より、平安神宮
市バス5系統、46系統、32系統
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」
「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車北へ徒歩5分
河原町駅より約20分
■祇園・清水寺方面より、平安神宮
市バス201系統、203系統、206系統、「東山二条・岡崎公園口」
下車 東へ徒歩5分
洛バス100号系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」
下車 北へ徒歩5分
清水道より約25分
■平安神宮の最寄り駅
地下鉄東西線「東山駅」
下車、徒歩10分
京阪鴨東線「三条駅」「神宮丸太町駅」
又は下車、徒歩15分
cite:http://www.heianjingu.or.jp/about/traffic.html
いくら安くても、京都駅からバスは、ちょっと時間が掛かるかもですね…。
季節が良ければ、「地下鉄東西線「東山駅」下車、徒歩10分」が
一番、便利です。
徒歩10分以上掛かりますけど、疎水あたりは桜の名所です。
但し、地下鉄は「御池駅」で東西線に乗り換えないといけないので要注意です。
タクシーでお越しの場合、京阪の「祇園四条駅」などが便利かもですね。
「三条駅」からは乗った事がないですが、ものの5分で着く距離です。
(歩ける距離です)
夏越の大祓に茅の輪をくぐって厄を逃れる習わし
茅の輪のすぐ横に、和歌が書いてありました。
「水無月の夏越の祓する人は千年の命のぶといふなり」
「夏越の大祓に茅の輪をくぐって厄を逃れる習わし」があり、
この茅の輪をくぐって、罪・穢れを祓い、心身の清浄、無病息災を
お祈りください。
とも、書かれていました。
もし、近所に茅の輪が掛かっている方は、是非、参拝して
くぐってみて下さいね。
私ももう、何度かよったかわからない程、来ました(笑)
年々、暑さを増して、人も多くなっているのは、間違いありませんが…
やっぱり、人形(ヒトガタ)と茅の輪くぐりの厄落としパワーは
強力で、胸のつかえがとれて、スッキリするので、大好きです。
これから、一層暑さが増しますね。
皆様も、どうぞ、お気を付けてお過ごしくださいませ。