風水で「玄関のたたきを拭くと良い」と言われるのは何故?


神仏習合


風水では、真っ先に「玄関のたたきを水拭きしろ」と言われます。
風水=掃除(厄落とし)ですが、とにかくまず、たたきの水拭きです。

意味がわからず、やっても良いと思います。
でも、どうせやるなら、意味がわかっている方が良いと思います。

玄関のたたきを水拭きするのは、
「外から入ってきた厄を、家の中に入れない為」です。


「何、その迷信? そんな事で幸せになれるの?」と、笑う人もいらっしゃるでしょう。
でも弔事から帰った後、家に入る前に、清め塩を体に振る事に抵抗がないのでしたら
たたきの水拭きには、特別な意味がある事がおわかりになると思います。


家の中に「厄」を入れてはいけません。


今いち「ピン」とこないまま、漫然とタタキの水拭きをしていた方は
とにかく「外から、持ち込まれた厄を拭き取る為」と考えながら拭いてみて下さい。

既に玄関が汚れている(厄だらけ)という場合、
まずは、玄関の大掃除です。

「幸せになりたい」「現在不幸だから、そこから脱したい」と願うなら、
まず、厄を落とさないとダメです。

汚れた皮膚に、高い美容液を塗っても無意味なように、
まず、清潔・清浄にしなければなりません。

清潔にした上で、縁起の良い物を飾るなどするのは良いですが、
汚れた所に、何を飾っても、無駄です。

大掃除をしたら、毎日、たたきを水拭きして下さい。
厄を家の中に入れてはいけません。 


掃除を楽にする秘訣


玄関には、靴を1足しか出さない。
靴箱の中を点検して、不要な靴は捨てて下さい。

子どもの玩具も含め、タタキには、極力、何も置かないで下さい。

傘立ては玄関の外が望ましいです。

靴箱の上は、物置ではありません。
本当に必要な物以外は、違う場所に移動させて下さい。

私の家は、引越し前より狭くなった位ですが、
玄関に何も置いていないので、親戚が来た時「玄関広い!」と驚かれました。

玄関に物を置いていないと、幸運が入ってきやすい
などと言われますが、それだけでなく、
家の第一印象もよくなり、掃除もしやすくなり(たたきの水拭きが長続きする)
良い事づくめですよ。



厄が玄関に落ちるのは、玄関で靴を脱ぐから


生活する以上、外出せざるを得ませんが、外では
人がイライラしている、人の嫉妬、人の怒り…様々な厄に触れます。
自分のせいである場合も、直接関係していない場合も、同じように厄に触れます。

風邪だって、風邪の友達の部屋で長居した時だけでなく、
単に電車で隣り合わせただけでも、うつされる事がありますよね。
それと同じです。

厄が玄関に溜まる(落ちる)のは、玄関で靴を脱ぐからです。

私が帰宅後、真っ先に「靴を磨く」のは、靴底についた汚れ(厄)を拭いてから
靴箱に片付ける為です。


低い玄関の場合は、玄関マット必須です


さらに最近は、マンションや、バリアフリー化もあり、
玄関の高さが、かなりフラットな所が増えました。
(昔の一戸建ての玄関の高さは45センチくらいあった筈ですが…)

ホコリ=厄なので、ホコリが舞い上がる高さが30センチとして、
玄関の高さが30センチ以下しかない場合、玄関マットにも厄が落ちるわけです。
ですから、低い玄関の場合は、玄関マット必須です

玄関マットが洗えない素材の場合、掃除機をかける、拭く、陽に当てる、
新しい物に替える…などが必要になります。

つまり低い玄関の場合は、特に「玄関マットまで」で、厄を防ぎ切る必要があります。


【補足】神仏習合と清め塩の関係


日本は神仏習合の考え方であり、
神道と仏教が、同じ重さで、同時に存在しています。

神道は血のケガレ・死のケガレ(赤と黒のケガレ)を嫌います。
仏教では、死をケガレとは考えません。

近年、仏教界が「死は穢れではない(正解)から、清め塩は不要」と言っています。
でも、神道の「喪中に鳥居をくぐってはいけない」も正解です。

普段は神社に行かない人も、家を建てる時は地鎮祭をしたり、厄年に祈祷を受けます。
神道にとっては、清めや祓いの儀式にお酒や粗塩は必須です。

日本では、どちらか片方だけが正解でもなく、どちらも混在しています。
風水は神道の影響を受けていますが、寺院参拝も推奨されています。

私たちは、日本独特の神仏習合の文化を生きているのであり、
「弔事の後の清め塩が不要だ」と言う人を責める事もできませんし、
「必要だ」と主張する事も誤りではありません。

ただ「玄関のたたきの水拭き」に関しては、これができないようでは、
風水は一切効かない、という程、重要事項だとお考え下さい。



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日常厄を防いで下さい。ご参考になりましたら、幸いです。


<< 参考記事 >>
下賀茂神社のみたらし祭(足つけ神事)で厄落とし