岡本太郎の「TAROの塔」がジワる!


私、かなり、岡本太郎が好きです。
好き過ぎて、以前、DVDも買いました。

岡本太郎の言っている言葉がイチイチ、素敵なんですよ。
「人類は進歩などしていない!」とか
「何故、万博の仕事を引き受けたか?危険だからだ!」とか
しびれるぅぅぅ~。

(実際には、人類は進歩してるようですw(by 橘玲))

まぁとにかく、私の場合、リアル岡本太郎さんと言うよりは
松尾スズキさん演ずるところの岡本太郎さんしかわかりませんが、
もんのすごく魅力的でした。。。
(ちなみに若い頃は、濱田岳さん。これがもぉね、ピッタリすぎて、ファンになりますよ)


岡本太郎のお母さまは、鶴は病みきの、岡本かの子さん!!


ちなみに、私が、岡本太郎に惹かれた理由は、もう一つあります。

以前、「芥川龍之介が好き」と書いた事がありますが
岡本太郎のお母さまの「岡本かの子」さんが、かの有名な「鶴は病みき」という
小説をお書きになっているからです。

この小説は、名前こそ「麻川」となっていますが、まんま芥川の晩年の事を書いているのは、
公然の事実です。


最晩年の芥川は、精神状態だけでなく、肉体的にも相当悪く、
飲んでいる薬や病名が羅列されているものをよく読みましたし、
本当に痩せ細っている写真などを見て、私も驚いた記憶があります。

なので「鶴は病みき」で、色の白い芥川が、文字通り、病んで、やせ細って
見る影もない様子が書かれているのも致し方ないのです。
(そこに、私は、岡本かの子の、芥川への若干の悪意を感じたのですが、
芥川の方でも、生前、集まりで居合わせた彼女の事を、化粧が濃いとか、悪く書いていたのを読んだような…)

最初は、何だか、そんな書かれようなのが、腹立たしくもあり、岡本かの子に
「芥川の知名度を利用するな」と、真剣に思いましたが・・・、
作品自体は、芥川ファンにはとても興味深くもあり、納得もした次第です。


あの岡本かの子と、岡本太郎が、親子だったなんてーー!!


まぁ、そんなこんなで、
あの岡本かの子と、岡本太郎が全く結びつかず、知った時の驚きと言ったら!!!

DVDでは、寺島しのぶが岡本かの子役ですが、顔も体形も雰囲気も激似ですよ!!!すごすぎ!!


お父様の岡本一平さんの事を知りませんでしたが、当時は、かの子より一平の方が
有名だったそうで、「宰相の名は知らずとも、一平を知らぬ者はない」とまで言われた方だったとか。

DVDでは、あの時代(戦前昭和4年)に、太郎がパリに10年も留学していた話など、
盛りだくさんです。 

繰り返しますが、寺島しのぶさんは、もう、ハマリ過ぎて、怖いほどで、
他の出演者の方も上手すぎで、何度も観たくなる、味わい深い作品です。


そうそう、お父様の一平さん役の、田辺誠一さん、かっこよかったです♪

あと、岡本かの子さんは、結婚していながら、他の男性と同棲してしまうという
とんでもない女性なのですが(この話、勿論、知ってました、でも太郎ママとは知らず)
その青年役をしていたのが、成宮寛貴くんでした。。


万博当時、岡本太郎は、ほぼ理解されていなかった筈


古代と、現代で、人間は、科学技術がもたらす利便性と引き換えに
代わりに、別の能力を失くしたとも言えるわけで。

言語を得て、感情の昂ぶりを、体ではなく、言葉で表現しないといけなかったり、
直感ではなく、説明的になってしまったり。。

と言って、別に、早く走れるようにも、熱さ寒さに強くなったわけでもなく、
寧ろ、ひ弱になった部分の方が多い位かもしれません。

だから、万博の「人類の進歩」なんていうテーマが、岡本太郎にはどうでも良かったと言うか
そもそもそのテーマ自体に否定的だったんでしょうね。


ドラマの途中、万博の会見の場面があって…
すごい勢いで、知的で挑発的な言葉をまくし立てるのですが、
当時の大学進学率、いや、高校進学率すら低そう…な時代に、
岡本太郎の会見をTVで流しても、
高等教育を受けていない大多数の国民のどれだけに伝わったのか、疑問です。。。

何か「ただの怪しい奴」というイメージだけを残してたりしてね…。


「TAROの塔 DVD-BOX」が10%オフですよ!!





私が購入したのは、2017年7月30日です、たまに無性に観たくなります。
特典で、爆発インタビューというのがあって、ずっと買うまで「爆笑インタビュー」だと
思っていました…(笑)

2020年の万博まであと少しですね。。
それまでにまた、前回の万博の立役者、岡本太郎に、脚光が当たればいいな…
と思います。


※このDVD見たら、太陽の塔のミニチュアとか欲しくなると思います。
Amazonで予約受付ていたので、記事にしました。
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