傷病手当金って何?


生まれて初めて、傷病手当金の申請をしました。
私自身ではなく、私の親族の分ですが。

傷病手当金は、会社で健康保険料を支払っている人が病気や怪我で仕事を休み
お給料が減った時に申請するものです。

パートでも健康保険料を支払っていれば申請できますが
有給休暇が貰えた部分は貰えません。

待機期間が3日あるので、連続して4日以上休んだ場合に申請できます。

病気でも怪我でも貰えます。

但し、仕事中に怪我をした場合は、まずは労災保険の申請をします。
労災の審査が通らない場合に、改めて、健康保険組合に傷病手当金の申請を行います。


傷病手当金の申請用紙はネットでダウンロードできる


傷病手当金の申請用紙は、かつては取り寄せないといけなかったのですが
現在は、ネットからダウンロードする事ができます。

→ 健康保険傷病手当金支給申請書

上記に申請書のリンクが載っています。
手書きの用紙と、PCで入力してから印刷する用紙の2種類があり、
どちらでもお好きな方を選んで、印刷して下さい。

尚、記入例も同じページで確認できます。
入力する場合の注意事項や、印刷する場合の注意事項も確認して下さい。


傷病手当金の申請用紙は4枚。自分で書くのは、1枚目と2枚目


1枚目は、自分で書きます。
住所氏名や、振込口座番号など。多分誰でも書けます。

2枚目も、自分で書きます。
でもちょっと自分ではわからない箇所が沢山あります。

まず、①傷病名と②初診日。
これはカルテに書いてある病名なので、わからない方もおられると思います。
初診日も数年前ですと覚えていないですよね。

①と②がわからない場合はどうするかと言うと、
4枚目が、かかった病院で療養担当者(医師)に書いて頂く証明ですので、
それを書いて貰ってから、転記すればOKです。

③の病気か怪我か?くらいはわかると思いますが。

④の療養のために休んだ期間(申請期間)ですが、最初の3日間は待機と書きましたが
それも含めて、今回休んだ初日から仕事に完全復帰できた日までを書いて下さい。
自動的に、待機期間(3日間)は、引かれますので。。

日数も、休んだ初日と、完全復帰できた日までの日数をそのまま数えます。
その間、土日祝や平日の公休、間で出勤したとか、有給を貰えたとか関係ありません。
完全復帰できた前の日までは、病気や怪我で働けない状況だったわけですから、
欠勤だけでなく、公休日や、有給で休んだ日も含めて、日数を数えて下さい。


療養のために休んだ期間に出社していたらどうなる?


病気や怪我で連続して4日以上休んだ場合、最初の3日間は待機です。これはわかると思います。
つまり、3日以内に仕事に復帰できた場合は、傷病手当金は出ません。
風邪で3日休んだだけでは貰えないわけですね。

でも2週間程度、休んだ場合、体調が最悪なのに、無理をおして出勤した人もいらっしゃるかと
思います。よくある話で、逆に悪化して、さらに3日くらい休む羽目になったりして…。

最初の待機で3日間が過ぎ、4日目以降、傷病手当金が出るわけですが、
1週間後に1日だけ出社した場合、またそこから3日間の待機が始まるかと思い勝ちですが違います。

待機は、最初の3日間で終わりです。

勿論、無理して1日だけ出勤してお給料をもらった場合、その1日にたいしては貰えませんが、
次の日、休んだ場合は対象です、そこは待機ではありません。

つまり、
申請期間のうち、最初の3日間で待機が完成していますので、7日目に一日だけ出勤していても
もうそこから新たに待機を数える必要はありません。
そこで休んだ分もちゃんと給付を受けられます。



仕事に内容は具体的に!


事務員など漠然とした書き方ではなく「経理担当事務」「自動車組み立て」「プログラマー」
など具体的に書く必要があります。

万一、退職後に傷病手当金を申請する場合は、現在の仕事内容ではなく、
傷病手当を申請したい時にやっていた仕事内容を記入して下さい。


確認事項欄について


続いて、確認事項です。
①は、休んでいた間に報酬があったかどうか、あるいは今後貰える見込みはあるかです。


①ー1は、期間中に一部でも出勤した、あるいは有給休暇を貰えた場合に記載します。
例えば、7月1日は出勤し、7日から8日は有給休暇であった場合。
何年何月何日~何年何月何日欄に記載するのは、7月7日から7月8日です。
一日だけ出勤したような場合は、「報酬額」と印字された横のあたりの空欄に7月1日と記入します。

さらに報酬額を記載する場合は、上記の例で言うと、3日分のお給料ですが
ハッキリわからない時は、空欄でも構いません。
残業しなかった場合や時給で働いている場合など、概算できる場合は記入します。

※この欄は、3枚目の事業主の証明が重要になる為、あくまで参考程度です。
例えば、記入した報酬額が、実際の金額と多少違っても特に問題とはならず(つまり再提出などは不要)
健康保険組合の方で処理されます。

…っていう事は、何故この欄を埋めないといけないのか不明なのですが(笑)
事業主の証明と、大幅な乖離があった際に、健康保険組合側がチェックする時により注意してみる…
という事でしょうか?

そこはよくわかりませんね。


障害年金、公的年金、労災保険からの給付はありますか?


確認事項の2、3、4は、
それぞれ「はい」の場合に、添付書類が必要です。

請求中で確定していない場合は「2」の「請求中」と記載します。

以上で、自分で書く欄は、終了です。


3枚目の「事業主の証明」について


3枚目は、事業主が書くページです。

1枚目、2枚目の自分で書くページと、
4枚目の療養担当者(医師)に書いて貰うページを添えて、
会社に提出します。

どうやって会社に提出するかですが、退職後の場合、郵送で本社に送って構いません。

まだ働いている場合はケースバイケースです。
支店のような所で、有給を提出したり、確定申告の用紙を渡してくれる人がいれば
その人を経由して本社に送って貰うのか
自分で本社に送るのか(本社勤務の場合は自分で手渡しに行くのか)
それらは、ご自身が一番ご存知の筈ですから、健康保険組合に聞くまでもありません。
ご自身の状況で決まります。

しかしながら
万が一にも、ブラック企業などで上司に渡すと放置されたり、捨てられたりしそう…
なんていう場合は、事前に健康保険組合に相談されると
何か良いアドバイスを頂けるかもしれません。


4枚目、療養担当者の意見書について


4枚目の、療養担当者の意見書は、医師に書いて貰います。
2週間程度掛かる事もありますから、
4枚目を持って、最初に病院で医師に頼んで下さい。

この4枚目の内容を見れば、自分で書く2枚目の傷病名や初診日なども
ハッキリわかる筈です。

医師に頼む際は、何月何日から何月何日まで仕事を休んだ事を伝えて下さい。
余程、非常識な日数でない限り、その期間の証明が出る筈です。

長期に休職中(あるいはそれが原因で退職したなど)の場合
最大で1年6か月間、受け取る事ができます。

行く病院は、当然、自分が休むきっかけとなった病院です。
その病院のカルテを元に、記載されるからです。


その他、注意事項


以上で書類4枚の説明は終わります。

その他の注意事項としては、
少しでも労災保険を貰える可能性がある場合は、労災申請を優先する

理由は、傷病手当は満額貰えても、6割しか支給されませんし、医療費は自己負担です。
労災の方が給付も手厚く、医療費も無料になりますので
労災申請が優先で、その審査に落ちても傷病手当がある…というイメージです。

退職後でも、傷病手当や労災の申請は可能です。
時効がある(労災は2年など)のでお早目に。

困った時は、健康保険組合に電話して相談する
※この記事を読んでも記入の仕方がわからないなど、些細なことでもOK

病気や怪我が原因で退職した場合は、
まず傷病手当(労災保険)を貰ってから、雇用保険を貰って下さい。
※その場合、雇用保険も申請の期限がありますので、それを伸ばす届が必要です。

会社に傷病手当の申請書を提出する場合は、A4封筒か、クリアファイルなどに入れ
汚れたり、失くされたりしないよう自衛しましょう。


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